「ウンココロ 〜しあわせウンコ生活のススメ〜」藤田紘一郎&寄藤文平


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思わずジャケ買い。中をパラパラめくるとイラストたくさんで見てて楽しい。イラストレーターは「JTの大人たばこ養成講座」の絵なんかを描いてる寄藤文平さん。うんこに関するためになる話やどうでもいい話をイラストや図満載で説明してある。それほど内容が濃いわけでもなく、人に勧めたりもしないけど、健康とエコをテーマにしつつも遊び心やユーモアがあってなかなか面白い本だ。以下汚い話で恐縮ですが、ためになる話をピックアップすると、、、
・食べた物が、うんこになって出てくるのには10〜12時間ぐらいかかる。
  つまり朝食べた物は夜出てくるのが正常。
・繊維をたくさん取ってる人のうんこは水に浮いたり、ゆっくり沈んだりする。
・肉など脂肪をたくさん取るとうんこが黒っぽくなる。
  (野菜や繊維を多く取ってれば明るい茶色〜黄色)。
・食事のバランスがいいと適度に柔らかいバナナのような1本糞になる。
・繊維を多くとっている人ほどたくさんのうんこが出る。
  多いとバナナ3本分(300g)ぐらい出る。
つまり、色、形、量、柔らかさが健康のバロメーターになる。
・腸は第二の脳。腸の調子がいいと脳の働きもよくなるという事。
  逆に精神的によくない事があると腸に影響を与え下痢や便秘となる。
・腸はカラダの防衛庁。腸が元気だと、免疫力が高まって病気になりにくくなる。
腸内洗浄は必要な腸内細菌や細胞までも洗い流すので良くないとの事。
・母親の腸の状態が悪いと、子供にその影響が現れぜんそくアトピーの原因にもなっている。
・腸内細菌(善玉菌と悪玉菌)のバランスの崩れが、大腸ガンや大腸ポリープだけでなく
  肌のトラブル、肥満、肩こり、動脈硬化、糖尿病などとも関係してるらしい。
・ストレスの影響で便秘になったり過敏性の下痢になったりする。
著者は”カイチュウ博士”とも呼ばれている藤田紘一郎さん。東京医科歯科大学教授で専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。「笑うカイチュウ」「ゼロ歳からの免疫力」「”きれい好き”が免疫力を落とす」「健康になる!美しくなる!藤田式ウォーターレシピ」「体にいい寄生虫―ダイエットから花粉症まで―」など著書多数。