乙一の原作を本谷が脚本化し演出するという、コラボレート番外企画。現役小説家とコラボして演劇って、ありそうであまりない企画かも。面白い事考えたな。チラシのクオリティも良ければ、本谷の付けたタイトルのセンスもいい。さすが若き演劇界の旗手。オー…

ワンルームマンションの２０２号室が舞台。半同棲の女教師とサラリーマンのカップル。近所のスーパーで目が合った万引きおばさん。部屋を間違え入り込んで来た酔っぱらいのおやじ。一つ上の階に住むそのおやじと同棲していたキャバクラ嬢は女教師の１０年前…

昨日とセットは同じ。多少リンクする違う３つの話をそれぞれ１日限りって凄いよなぁ。脚本書くのも、やるほうも大変だし、稽古やって本番１回きりかい？って。元々１つだった話を収まりが悪くて三分割したとか？いやぁ、普通に考えて見合わないよな。好きな…

３日連続企画の２日目。多少リンクはするけれど３本全く違うお芝居を１日ずつ日替わりというのが凄い。たった１本の為にどれぐらい練習をするのだろうか？普通に１週間ぐらいの公演やったってたいした収入にはならないだろうに、ここまでやられると潔い。お…

久しぶりの本多劇場。古臭い劇場だけど、不思議となんか落ち着く。そしてなんだかんだ言いつつ、ようやくの初ナイロン。とはいえ、だいたい見た事ある役者ばかり。初めて目にするのは、犬山イヌコぐらいか。噂通りのスタイリッシュなオープニングのキャスト…

普段なら自由席があるところまでせりでた、良く出来たセット。北海道にある大学のとある研究室。時代は昭和初期？ 木造の校舎、センターに大きな机、その上には古めかしい黒電話があったりする。周囲にはソファーや書棚、コート掛けなど。黒い壁と、正面奥に…

「ニセS高原から」の企画で知り、蜻蛉玉（とんぼだま）今日初見。全労済ホール スペース・ゼロのすぐ先にある、こじんまりしたプーク人形劇場。本来は子供に人形劇見せる劇場の為、イスは小さめ子供サイズ（造りは教会にありそうな長イス）。でも思ったほど…

楽日の割には客の入りはイマイチ。席数も少ないし、受付に用意されてたチケットも少なかったような。まだまだメジャーになれてない感じ。前回の「デコレイティッド・カッター」良かったんだけどね。もっとチラシばらまいたり、客演呼んで知名度あげなきゃ。…

開場待ちしていたら隣から「キング・オブ・心中」の雨降らせるシーンの音と爆笑が聞こえてきた。そういえば、昨日も今日もそうだけど、最近こういうの増えた？ つまり劇団員は少なくて、客演がたくさんのプロデュース形式。名前の後に( )があって劇団名が書…

”えんぺ”での好評判を見てなのか、階段下まで続いている当日券待ちとキャンセル待ちの列。なんとなくチラシの絵に惹かれてチケットを取ったのだけど（ジャケ買い？）、後で知ったが美術先行型（美術優先）のプロデュース形式劇団なんだそうだ。チラシの絵に…

客入れ時から芝居がスロースタートしているいつもの青年団スタイルではなく、舞台には大きな額縁のような枠があり枠の中は黒い幕がかかっていた。青年団若手だからといって、さすがにみんながオリザスタイルでやるってわけでもないのね。 会場が暗くなり、始…

はえぎわ・ノゾエ征爾さん演出の舞台。雑に作られた張りぼてっぽい感じの赤い錆びた電車が舞台中央に。すみっこにはDESIREと書かれてある。その電車から女性が降りてくる。死んだ妹に会いに来たみたい。ここは、あの世？ 最初の電車が真中から二つに割れて、…

久しぶりの神楽坂die platze。昨夏のボクロール以来か。コンテンポラリーダンスと矢内原美邦さんに深くはまることになった思い出深い場所。またもこんないい出会いをもたらしてくれるなんて。だいぶ前(半年以上かな)から仮タイトルなんかじゃなくこのまんま…

Trashmasters以来、２度目のタイニィ・アリス。そういえば前も雨だった。タイトルもチラシのデザインも、不気味にインパクトがあって、寺山修司全作品上演計画というのにも興味を引かれてチケット予約。怖いもの見たさというやつか。靴を脱いで入場する狭い…

↓町田カナと伊藤修子 久しぶりの青山円形。やっぱりここは好き。普通の劇場と違って、舞台を囲む壁が無く、客席が囲りにあるだけだからすごくオープンな感じで気持ちがいいのだ。今日は客席の１／３ほどが外され、センターの円形舞台と合わせかなり広めのセ…

↓”ゴマの花” 「ニセS高原から」で知ってから、ようやく初五反田団。万年床のような布団、散乱した撮影済みのフィルム、テーブルにはゴマ、おしっこの入ったペットボトル。他人との関わりが面倒なひきこもりの男と、いよいよ愛想を尽かしかけている彼女。温度…

会場に入ると交響曲風にアレンジされたゆっくりめなサンダーバードのテーマ曲が流れていた。ネタの前フリなのか？ きっと何か意味があるのだろう。 久しぶりのサザンシアター。Ｃ列となってたから３列目かと思ってたら、なんと最前列。でもちょっと失敗。舞…

舞台を組まず、いくつかの箱(PointoBOX)と役者のパントマイムによりお芝居を構築していくというスタンスでやっている仙台の劇団。木箱が３っつあるだけのシンプルな四角い舞台。周囲を客席が囲む。開演前に拙い英語のアナウンス。銀行強盗のシーンで始まった…

田舎のど真ん中に静かに佇む立派な施設。こんな交通の悪い所に税金の無駄使い＆市の自己満足的な感じの建物。円形のオペラハウスっぽい大ホールと、四角い小ホールがあるみたい。コンクリート打ちっぱなしの壁、高さ１０メートル以上はある大きな一枚ガラス…

休憩挟んで二部構成、計３時間弱の大がかりな時代劇。それに合わせ劇場も普段に比べて大きめ。シアタートラムは何度も来てるけど、世田谷パブリックシアターは今日が初めて。アートスフィアをちょっと小さくした感じ。八割以上女性客で、やはり若い子が多い…

四面ぐるっと客席が囲む感じの舞台。舞台には、シンプルな長椅子が二つ、四方に柱、中央の天井からその柱に向かって斜めにピラミッド状に伸びたヒモ、柱の下はイスみたいに座れるようになっている。開演前から聞こえるカラスや雀のさえずり。ペットが共に墓…

久しぶりの新国立劇場。”国立”という響き、立派な造りの建物、なんか気分は文化人（なんじゃ、そりゃ）。建物のデザインは好きだし、新しくてきれいだから気持ちいい。５０００円は、もったいないのでいつも３０００円の二階左右脇にあるバルコニー席。舞台…

チラシのデザインがいい感じ。ひっかかったのが、一人芝居で探偵物のお話という所。 えっ？ 少なくとも、犯人、被害者、探偵の３人はいないと成り立たないはず。会場も聞いた事のない怪しい場所だし、気になったので見に行った。スズナリから１０分ほど歩い…

初めてのザムザ阿佐ヶ谷。何だザムザって？いい響きじゃないよなぁと思って着いてみると、その響きに通じるような、なんか不思議な建物。丸い窓から木の枝が飛び出ていたり、屋根が不思議な形をしてたりする変テコで少し妖しいビルの地下一階。劇場が地下に…

蜻蛉玉主宰・島林愛さんが制作やってるのは知ってたけど、客入れとかまでやるんだね制作の人が。ポーチ斜め掛けの島林さんが、慣れない感じで客を席に誘導してました。ハイバイもいいけど、早く自分ちの蜻蛉玉次公演、詳細決めて下さい。もう公演日近づいて…

鮮やかな赤い階段、地下に降りていくと重厚な扉の入口。もっと大きい所かと勝手に思ってたけど、広すぎず狭すぎず２００名収容ぐらいの中規模の劇場。雰囲気もよくて、大人の劇場といった感じ。チケットがC列だったから３列目かと思ってたら、最前列。得した…

少し時間に余裕があったので、近くにある大戸屋で先にお食事。食事すれば、ドリンクがたったの５０円で飲み放題というのはすごい。ドリンクのみでもたったの１５０円。あ、でもドリンクのみならマックの１００円コーヒーの方が値段・味とも上か。至る所にお…

阿佐ヶ谷駅を北口に出て、居酒屋や小料理屋の居並ぶ細い路地（スター通り(笑)）通って会場に向かっていると曲がり角の居酒屋の室外機の上で気持ち良さそうに眠る野良猫発見。久しぶりに猫とネコミュニケーション。雪がちらつく中、心癒される。そこから少し…

何よ？庭劇団ペニノって？ 劇団名ってほんとわけのわからないの多いよなぁ。センスの悪さをわざと競い合ってるみたいな。アフタートークでわかったんだけど、普段は劇場以外の屋外とかでよくやってるみたい。だから”庭”？。まぁそんな事はどうでもいいとして…

結構高い二階席から舞台を見下ろすと（中二階があるから実質三階席？）、舞台背後の壁に大きな鏡があって客席をそのまま写してるかのよう。一瞬ほんとにそう見えた。よく見るとそんな大きな一枚鏡があるわけなく、対面客席である事に気付く。こんな大きな劇…